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瀬戸の香 会社紹介

小豆島では、今も昔も自然の力を借りながら手間を惜しまぬ醤油づくりが行われており、町を歩けば、黒い板壁の醤油蔵や佃煮工場がたくさんあり、どこからともなく醤油の香ばしい香りに包まれます。
小豆島で醤油作りが始まったのは江戸時代、400年ほど前のことです。そもそも小豆島では弥生時代から塩作りが盛んに行われていました。質の良さで知られるこの「島塩」。そして酵母の育成と熟成に適したあたたかな瀬戸内気候。発達した海上交通によって運び込まれ肥前・肥後(九州)の大豆や小麦。時間のかかる熟成をじっくり待てる心穏やかな島の人たち。これらすべてが1つになって、小豆島の醤油は生まれました。

現在小豆島には19の醤油蔵がありますが、明治11年(1878)以降から19年(1886)頃までの島の醸造家の数は約400戸に達していました。
そして、終戦後の食糧難が起こったときに発達したのが、おいしい醤油が活きて、保存や運搬にも適した「佃煮」でした。島の風土はこの時にも支えになりました。開かれた海が材料の入荷と製品の出荷を助けてくれたのです。こうした数々の恵みのおかげで「小豆島佃煮」は発達し、特に昆布佃煮では日本1の産地になっています。
納得できる原料を選び、じっくり時間と手間をかけて、本当においしく安全な製品を作り、届けようとがんばっています。

約30年前、マルキン醤油に勤めていた祖父が、「もっとおいしい昆布巻きを皆さんに届けたい」との思いから脱サラし、創業したのが瀬戸の香です。
薄味することで、醤油の香りと昆布のうまみを最大に引き出すことができる作り方は、三代目にそのまま引き継がれています。
瀬戸の香「昆布巻き」の場合、北海道の上質な昆布のおいしい部分だけを使い、ひとつひとつ手で巻き上げ、かんぴょうで止めたものを、鉄釜で2時間じっくりたきあげるのです。この時の火加減で味が大きく変わるため、2時間目が離せません。

嘉永5年(1852年)に穀物問屋として生まれた高橋商店(ヤマモ)さんは、お醤油を作りながら穀物の問屋もおこなっている老舗醤油蔵。現当主の高橋淳さんは、5代目。弊社とヤマモさんとのお付き合いは、(四代目)高橋三七雄さんの時代から今も変わらず、おいしい醤油を提供していただいてます。
この醤油が瀬戸の香の佃煮の豊潤な香りと味の決めてになっていると言っても過言ではありません。

現在の瀬戸の香は主に関西の料理屋や旅館・ホテルなどに出来たてをお届けしています。
老舗旅館やホテル様から注文が入ると、ご指定の納期にあわせて作りたてをお届けしています。やはり、佃煮や昆布巻きも出来たてが一番美味しいもの。その商品をインターネットで1袋から販売しているのが瀬戸の香ショッピングサイトです。